腱鞘炎による手の指のしびれ

腱鞘炎による手の指のしびれ

パソコン作業やピアノなどの楽器演奏を続けていると、手首や手のひら、手指のしびれや痛みがでる「腱鞘炎」。

指のしびれや痛みの場所によって腱鞘炎は、ばね指、ドゥケルバン病、手根管症候群の 3つにわかれますが、人さし指、中指、薬指の 3本の指のしびれが強くでるなら「手根管症候群」による腱鞘炎の可能性が強いです。

手根管症候群は、女性に多い手指のしびれを引き起す病気です。

女性に多いのは、手根管の隙間が男性に比べて狭くなっている為だといわれ、 1日中パソコンを打つ職場をはじめ、手首を酷使する職業の人によくおこります。

また、妊娠や閉経期のホルモンバランスの変化で炎症が起きやすくなるともいわれています。

手根管症候群の症状は手のひら側に現れ、指のしびれは、特に人さし指、中指、薬指の 3本の指に多く出ます。

就寝中、特に朝に指がしびれる事が多く、ピリピリ・ジンジンとした感覚異常や痛みが現れることも少なくありません。

また、手を振るとしびれが治まる傾向にあります。

手根管症候群による指のしびれが出たら、まずは手の負担となる動作を止めるのが先決です。

そのうえで、手首をサポーターなどで固定するなどの保存療法を行うと、それだけでかなり症状は軽減します。

痛みが出ている場合は、炎症などを抑える薬物の使用から低周波電気治療や、冷やしたり温めたりといった治療を行います。

症状に応じて、消炎鎮痛薬を飲んだり、ステロイドを手根管に注射したりします。

それでも、シビレや痛みに耐えられない場合や、親指の付け根の筋肉がやせていれば、早急に手術が必要となることもあります。

まずは整形外科を受診することです。

また、症状が軽いときは、鍼灸治療が効果をあげることがあります。